【BTS】SUGAのソロ曲、Agust Dの全曲一覧!深い歌詞に注目しよう!
現在、世界中で活躍しているBTS、その中のメンバーの一人SUGA(シュガ)。
ソロで活動する時は名前をAgust D(アガストディー)としています。
そのAgust Dで発表した曲を軽く解説しながら紹介していきたいと思います。
曲の内容を理解してから曲を聴いてみませんか?
Agust Dとは?
Agust Dとは一体何者なのか?
以下の記事で紹介したのでぜひ一読してください!
Agust Dの曲一覧
Agust Dとして出した曲は、ミックステープ2つの全20曲です。
タイトルをクリックしていただければ曲を再生できます。
Agust D
Agust Dとして初めて発表したミックステープです。
全10曲で構成されていて、他の歌手の方などとコラボもしています。
- Intro ; Dt sugA (Feat. DJ Friz)
- Agust D
- give it to me
- skit
- 치리사일사팔 (724148)
- 140503 새벽에 (140503 at dawn)
- 마지막 (The Last)
- Tony Montana (Feat. Yankie)
- Interlude ; Dream, Reality
- so far away (Feat. 수란(SURAN))
Agust D MV【https://youtu.be/3Y_Eiyg4bfk】
give it to me MV【https://youtu.be/_Zgc12yL5ss】
D-2
Agust Dとして2番目に発表したミックステープです。
全10曲で構成されていて、同じBTSのメンバーのRMや、他の歌手の方などとコラボもしています。
- 저 달 (Moonlight)
- 대취타 (Daechwita)
- 어떻게 생각해? (What do you think?)
- 이상하지 않은가(feat. RM)(Strange)
- 점점 어른이 되나봐 (28)(feat. 니화)
- Burn It (feat. MAX)
- 사람 (People)
- 혼술 (Honsool)
- Interlude : Set me free
- 어땠을까 (Dear my Friend)(feat. 김중완 of NELL)
대취타 MV【https://youtu.be/qGjAWJ2zWWI】
曲の解説
ここでは、簡単に曲の解説をします。
彼の考えが何となくわかるのではないのでしょうか?
Agust D
- Intro; DT sugA(Feat. DJ Friz)
この曲はAgust D 1本目の導入曲です。2曲目「Agust D」のイントロをRemixした曲です。
- Agust D
このミックステープのタイトル曲「Agust D」です。
この曲は、彼がアイドルとして成功し、アンチに向けて俺には逆らえねぇだろ?と挑発するような曲です。
俺の舌で香港に行かせるという過激な歌詞が含まれています。(意味は調べてみてください。)
- give it to me
このAgust DのミックステープでMVが出ている2つ目の曲です。
give it to me はそれを持ってこいという意味ですが、「それ」の意味は歌詞にある、
돈, 명예 뭐든 좋으니까 가져와(金、名誉 何でもいいからもって来い)
という、こちらもアンチに向けた曲です。
自分に罵声を向けるぐらいなら、良いもの持ってこいという意味が込められているのではないでしょうか。
- skit
これは、ミンユンギと彼の兄との会話が収録されています。
彼がこのミックステープを出す心境、お兄様の気持ちが、たった1分14秒の中に詰め込まれています。
- 치리사일사팔(724148)
まず、タイトルの数字は彼がよく乗っていたバスの番号です。
728は大邱のバス、148はソウルのバスです。
この曲は彼の、学生時代、練習生時代のことを歌った曲です。昔の悔しかったあの感情をぶつけた、思い出曲と言ったら良いんでしょうか。
かなり悪口が歌詞に登場しますが、テンポのいい曲なので聞いていてとてもスッキリします。
- 140503 새벽에 (140503 at dawn)
この曲は、彼の練習生時代の苦悩を書いた曲です。
このタイトルは2014年5月3日ではないかと言われています。デビューして一年近く立った時期に、歌詞にもある通り、練習生時代に発症した、対人恐怖症を克服して書いた曲だと考えます。
새벽에とは夜明けのこと、対人恐怖症からの克服を指しているのではないでしょうか。
- 마지막 (The Last)
この마지막、日本語で最後は彼が練習時代に味わった人生のどん底を詠うっています。
18歳の頃に発症した対人恐怖症、うつ病、脅迫障害。それのせいで自分が怖くなったことも、両親と精神科に行ったあの日のことも、包み隠さずさらけ出しています。
苦しい曲に聞こえるかもしれませんが、昔の苦労を曲にできるということは、すでに彼の中では過ぎ去った思い出になっているように感じられます。
- Tont Montana (Feat. Yankie)
このTony Montana(トニーモンタナ)とは洋画「スカーフェイス」の主人公の名前で、この映画はラッパーの間ではものすごく有名な映画です。
主人公のトニーモンタナは、キューバからアメリカに逃げてきた難民で、アメリカンドリームを求めて奮闘しますが、その世界は犯罪に飲まれたしまった組織であったため思うようにはいきません。欲に飲まれた主人公は周りの人間を次々に亡くしてしまい、最後には自分までも死んでしまいます。
そんな彼と自分を照らし合わせてできた曲がこの曲です。
ARMY ZIP+ 3rd MUSTERでジミンVer.が披露されています。
こちらから見ることができます。
- Interlude ; Dream, Reality
Interludeとは間奏のことを言います。
Dream, Reality(夢、現実)は、Tony montanaという夢を語った曲と、次のso far awayの現実を語る曲を繋げる役割を果たしています。
- so far away (Feat. 수란(SURAN))
上記で表したように、この曲は彼にとっての現実、向き合わなければならないものを書いています。
하란 대로만 하면 된다며 대학가면 다 괜찮아
「言われたとおりにすれば大丈夫」「大学に行けば大丈夫」
誰いもが言われたことがあるだろう”大丈夫”という言葉。これを信じただけの自分にイラつき、何もできない自分に嫌気が刺し、死にたいとまで思った彼の本心が垣間見える曲です。
D-2
- 저 달 (Moonlight)
このミックステープの最初の曲、Moonlightは、彼の大きく変わった人生と、いつまでも変わらない月明かりを対照的に表した曲です。
貧乏で地下に住んでいた時代から、マンションに住んでいる晴れた時代。夢ばかりを見ていた時代から、有名になりすぎた今。でも、毎日変わらず輝いている月明かりは人生とは真逆の「永遠」に変わらないことを表しているような感じがします。
この曲をどう解釈するのかは、あなたの人生次第ではないでしょうか。
- 대취타 (Daechwita)
MVが公開されているこの曲は、このコロナウイルスのパンデミックが起こってから出来た曲です。元々はミックステープに入れるつもりはなかったとVライブで彼は話しました。
そんな、急足で出来上がったこの曲は、この私がユンギペンになったきっかけの一つです。
まずこの「대취타(大吹打)」は、朝鮮時代に使われた王様の行進曲です。そのタイトルをもとに、当時使われていた楽器も取り込み出来上がりました。
MVも素晴らしいので是非ご覧ください!
MV【https://youtu.be/qGjAWJ2zWWI】
- 어떻게 생각해? (What do you think?)
어떻게 생각해?は日本語でどう思うんだよ?や、どう感じてんだよ?のようなニュアンスではないでしょうか。この曲は、怒りの感情に任せながら書いたそうです。
この曲には何度も어떻게 생각해(どう思う)という歌詞が出てきますが、これは彼が世に自分についてどう思うのかと、問いていて、彼はお前たちになんか興味ないという、ただの怒りの感情の曲のような気がします。
- 이상하지 않은가(feat. RM)(Strange)
メンバーのRMが参加したこの曲は、「おかしくないのか」と狂ったようなこの社会に投げかけています。一方が勝てば一方が負けるゼロサムゲームのように、誰かが裕福になれば誰かが貧乏になってしまうこの世界はおかしいのです。夢を持てと学校では教わるのに、社会に出ると夢なんて持つなと言われます。そんな矛盾した世界にうんざりしています。
- 점점 어른이 되나봐(feat.니화)(28)
この曲は、ファーストミックステープの最後のトラックのso far awayにもあったような、年齢を重ねれば大丈夫だろうと思っていた現実を突きつけられた気持ちを綴った曲です。
タイトルである점점 어른이 되나 봐(だんだん大人になっていく)は、別名28で、当時の彼の年齢です。
스물이 되면 바뀔 줄 알았지(二十歳になれば変わると思ってた)
졸업을 하면 바뀔 줄 알았지(卒業したら変わると思ってた)
Shit 그렇게 렇게 서른이면(クソッ そんなんで30歳になったら)
という歌詞は、二十歳になれば、大学を卒業すればっと自分はもっと大成できると思っていたのに、気づけばもうすぐ30歳だという自分に対しての皮肉が込められているように感じました。
- Burn it(feat. MAX)
アメリカのシンガー、MAX(マックス)さんと共同作業で作った曲です。MAXさんとはBlueberry eyesという曲でもコラボしていて、一緒に野球観戦に行く仲です。
この曲は、Burn it(燃やせ)という歌詞を何度も繰り返します。過去を燃やし、嫌なことを無かった事(灰)にするか、自分を燃やして燃え上がらせる(太陽)かという二つの意味が含まれています。
- 사람(People)
この曲は、元々BTSのメンバージミンのソロ曲のために作られた曲ですが、会社に却下されたため、自身の曲として使ったそうです。
私はこの曲は、意味が二つに捉えられると考えています。
一つ目は、彼の人生を謳った曲です。
二つ目は、恋の曲です。
詳しくは別の記事で紹介しようと思います。
- 혼술
혼술は日本語で「ひとり酒」で、彼が一人でお酒を飲みながら書いた曲だそうです。バース1はその時に酔ったまま収録したものを使っているため、酔った声です。
Now I'm feelin' like I'm flyin'(今 俺は飛んでるような気分だ)は、酔いが回っている状態のことを書いているのでしょうか?
- Interlude : Set me free
set me free とは、日本語訳で「自由にさせてくれ」という意味で、この曲の歌詞として何度も登場します。
今までの成功や、そこからの不安を歌った曲です。
彼が全部ボーカルを務めた曲としては珍しいです。
コーラスは、seesawや、134340でもコーラスを務めたりしているAdoraさんです。
- 어땠을까(feat. 김종완 of NELL)(Dear my friend)
この曲は、彼の本当の友達に向けた曲です。
唯一の親友であった彼は、自分の知らないうちにクスリに手を出し、久しぶりの再会は拘置所での面会でした。再開時もクスリを勧められてしまい、どうして自分は止められなかったのか、もっと一緒に入れればと悔やんだ気持ちを歌詞に込めています。
歌詞をしっかり読めば分かるほど、彼の友達を大切に思っている気持ちがわかります。
まとめ
Agust Dとして発表している曲は、BTSのSUGAとしてとは全く違うものであり、アイドルとしてではなく、一人の人間としての気持ちを歌った曲です。
細部まで気にしながら楽しんでください!
BTSが出している曲は他にもたくさんあるので、ぜひ聞いてみてください!
以下のページで、全ての曲を掲載しています。